英国、独製戦車のウクライナ提供に関する国際合意締結を支持

英国のクレヴァリー外相は、同国はウクライナに対する独製戦車の提供につき、国際合意を締結することを支持していると発言した。

ロイター通信が報じた

クレヴァリー外相は、「英国は、独製戦車のウクライナへの提供に関する国際合意を求めている。それら戦車は、ウクライナの話では、ロシアとの戦いに必要なものであるが、しかし、それらの提供にはドイツの同意が必要である」と発言した。

同氏はまた、ウクライナ人がレオパルト2のような武器や、英国やその他のNATO加盟国が提供する火砲システムを装備することを望んでいると強調した。

さらに同氏は、ウクライナに対して最善の武器の提供を促進し、ウクライナがロシアの残酷な侵攻から身を守れるようにすべく、NATO同盟国との協議を続けていくと伝えた。

ドイツはウクライナの支援のために十分なことを行っているか、との質問に対して、クレヴァリー氏は、ウクライナに対する支援につき「皆が可能な限り遠くまで進んで欲しいと思うが、しかし、各国は自らに最大限適した形でウクライナを支援していくことになろう」と回答した。

なお、英国は、ウクライナに英国製主力戦車「チャレンジャー2」を12両提供することを決定している。