ウクライナにはNATOに加盟する準備がある=宇大統領府長官

ウクライナのイェルマーク大統領府長官は14日、ウクライナはロシアからの武力侵略に対抗してきた過去数年間を通じて自らの立場を示してきたのであり、現在北大西洋条約機構(NATO)に加盟する準備ができていると発言した。

イェルマーク氏が米シンクタンク「アトランティック・カウンシル」主催のオンライン対話の際に発言した。ウクルインフォルムの特派員が伝えた。

イェルマーク氏は、「私は、現在、私たちのNATO展望についてウクライナと非常に正直で完全で透明な対話をする時が来たと思っている」と発言した。同氏は、過去数年間、NATOとの連携とロシア侵略への対抗にて、ウクライナは「自らの原則と、NATOに加盟する完全な準備と能力があるとの立場を示した」と主張した。

その上で同氏は、ウクライナは今年6月のNATOマドリード首脳会談にて、ウクライナのNATO加盟について「完全に具体的な時期、完全に具体的な情報」を聞きたいと思っていると強調した。