ウクライナ側、露占領軍による東部民間建物への砲撃被害を公開

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ウクライナ東部で活動する共同管理調整センター(JCCC)ウクライナ側は、ドネツィク州クラスノホリウカの民間住宅施設へと対戦車砲弾が着弾したことを示す現場の写真を公開した。

5日、ウクライナの統一部隊作戦本部広報室が伝えた

発表には、「8月5日朝8時頃、ロシアの傭兵が対戦車砲MT-12にてドネツィク州クラスノホリウカ居住区を砲撃、その結果、地元住民1名が重傷を負い、民間の建物が損壊した」と書かれている。

また、JCCCウクライナ側メンバーが着弾現場を訪れ、写真での記録とロシア占領軍によるウクライナ領における民間人への犯罪の検証を行っていると伝えられた。

発表には、このロシア連邦武装集団の行動は、国際人道法とミンスク諸合意の著しい違反であると書かれている。

また、ドネツィク州警察が民間人が負傷に至った状況を解明すべく、刑事捜査を開始したとのこと。州警察は、負傷した56歳の男性は現在入院していると伝えた。

写真:統一部隊作戦本部