ロシア、ウクライナ国境付近の軍の撤退を発表

セルゲイ・ショイグ露国防相は、参謀本部と軍司令官に、最近ウクライナ国境に移動させていた軍を通常の配置地点へ戻すよう指示を出した。

露RBC通信がテレグラム・チャンネルにて伝えた

報道によれば、ショイグ国防相は、「ロシアは4月23日から南部・西部軍管区の部隊を通常配置地点に撤退させ始める。軍部隊の確認は終わる」と発言した。

また、露雨局は、ショイグ国防相が、「緊急確認の目的は完全に達成された。軍部隊は、理想的に国家を防衛する能力を発揮した」と発言したと報じている

なお、4月14日、ウクライナのタラン国防相は、現在ウクライナとの国境沿いに集結している遠征配備とロシア軍通常勢力の合計は、戦術大隊群56個、軍人11万人だと発言していた。

ゼレンシキー大統領は20日、国民に露軍の集結を報告しつつ、ウクライナは戦争を望まないが、侵攻を受けた場合に自らを守る準備はあると述べていた。