ウクライナ国境警備庁、露保安庁拡散の「国境での銃撃」情報を確認中

ウクライナ国境警備隊員は、ロシア連邦保安庁(FSB)が拡散した、ウクライナ・ロシア間国境を越えようとした正体不明人物との間で銃撃が発生したとの情報を確認している。

4日、国境警備庁広報室がウクルインフォルムの記者に伝えた。

広報室は、「同情報の確認が行われている。具体的には、国境警備隊の確認である。現時点では、本件に関する情報は全くない」と伝えた。

これに先立ち、複数の報道機関が、ロシア連邦保安庁(FSB)がウクライナ・ロシア間国境を越えようとした武装した身元不明の人物との間で銃撃が発生したと発表していた。FSB市民連絡センターの発表によると、ベルゴロド州・ボロネジ州FSB国境警備隊管轄にて、12月4日、3名の武装した身元不明の人物によるウクライナからロシア連邦へと国境を侵害する試みを国境警備隊が止めたという。

FSBは、これら人物を拘束しようとした際に武器を使った抵抗があったとのこと。結果、3名中1名が負傷、2名がウクライナ領へ逃亡したと発表していた。