OSCE監視団、11月24日の停戦違反件数を約800回と発表
東部情勢
欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、11月23日と24日の停戦違反確認件数をそれぞれ約300回と約800回と発表した。
25日付SMM日報にて伝えられている。
SMM日報内のグラフによると、停戦違反確認件数は11月23日に300回弱、24日に約800回となっている。
ドネツィク州に関しては、22日夜から23日夜にかけての観測期間、停戦違反確認件数は前日より減少、爆発件数は約45回、23日夜から24日にかけての期間は、停戦違反件数は前日より増加、爆発件数は約80回だったと発表された。
その際、「大半の停戦違反は、シローキネ、スヴィトロダルシク、フヌートヴェ、ドネツィク浄水場の地点で確認された」と書かれている。
ルハンシク州に関しては、22日夜から23日夜にかけての観測期間、停戦違反の確認はなし、23日夜から24日にかけては、停戦違反を確認しており、爆発確認件数は5回であったと報告されている。
また、「全ての停戦違反は、ポパースナ(政府管理地域、ルハンシクから西69キロ)から南、南南東にて確認された」と書かれている。
写真:SMM