OSCE監視団、10月22日の停戦違反を約1900回確認

東部情勢

欧州安保協力機構(OSCE)ウクライナ特別監視団(SMM)は、10月22日、ドンバス地方の停戦違反を約1900回、爆発件数をドネツィク州で430回、ルハンシク州で23回確認した。

23日付SMM日報に書かれている

日報内のグラフによれば、22日午後7時30分時点までにドンバス地方で確認された停戦違反件数が約1900回。

ドネツィク州に関しては、SMMは、停戦違反件数の増加を確認したとあり、とりわけ、爆発件数が前日の約80回から430回まで増加したことを確認したと書かれている。

同州の停戦違反の大半は、ピシチェヴィク(政府管理地域、ドネツィク市から南84キロ)から南東、南、シローキネ(政府管理地域、ドネツィク市から南100キロ)から北、北東、ホルリウカ(非政府管理地域、ドネツィク市から北東39キロ)から西、北にて確認されたとのこと。

ルハンシク州に関しては、SMMは、停戦違反件数の減少を確認したとあり、とりわけ、爆発件数が前日の約240回から23回まで減少したことを確認したと書かれている。

同州の停戦違反の大半は、ベレジウシケ(非政府管理地域、ルハンシク市から北西53キロ)から北西、ペルヴォマイシク(非政府管理地域、ルハンシクから西58キロ)から南西、ゾロテー(政府管理地域、ルハンシクから西60キロ)の引き離し地点から北東、東にて確認されたとのこと。

写真・図:OSCE/SMM