ウクライナ、2019年にカナダ製狙撃銃の購入を予定

2019年、ウクライナは、カナダ製の狙撃銃を初購入するつもりである。

アンドリー・シェウチェンコ駐カナダ・ウクライナ大使がウクルインフォルムへのインタビューの際に述べた。

シェウチェンコ大使は、「私たちは、カナダ政府からの超高品質狙撃銃の購入許可をすでに得ている。この狙撃銃は、現時点で、射撃距離に関して世界記録を有している。私は、この狙撃銃が今年中にウクライナに届くことを期待している」と発言した。

同大使は、武器分野にてカナダとの様々な形態での協力を模索する必要があるとし、「私たちは、安全保障分野や新技術への共同投資といった、カナダも関心を有する協力分野について考えている。武器市場は、沈黙を好む。そのため、これ以上のことは言えないのだが、しかし、私は、協力の最初の実質的結果を近々見ることができると思っている」と指摘した。

これまでの情報では、2017年、カナダは、ウクライナをいわゆるコントロール・リストに加えた。このリストに加えられた国家には自動火器の供給が可能となるため、これは、実質的にウクライナへの武器禁輸が解除されたことを意味していた。2018年夏には、ウクライナへのカナダ製狙撃銃の供給の情報が聞かれていたが、同供給は現在まで実現していない。