ウクライナ汚職捜査機関、保安庁・警察・検事総局の高官への賄賂スキームを摘発

ウクライナの政権高官による汚職犯罪の捜査・起訴に特化した機関「国家汚職対策局(NABU)」と「特別汚職対策検察(SAP)」は4日、詐欺コールセンターやその他の違法ビジネスの活動をのために、治安機関の高官へ不正な賄賂を提供するスキームを摘発したと発表した。

NABUがフェイスブック・アカウントで報告した。

NABUは、「作戦『カルタゴ』の一環で、NABUとSAPは犯罪組織を摘発した。その構成員たちは、詐欺コールセンターやその他の違法ビジネスが支障なく活動できるようにするために、治安機関の高官たちへ体系的に不正な利益を提供する仕組みを作り上げていた」と発表した。

またNABUは、捜査情報によれば「犯罪活動には保安庁(SBU)、国家警察、検事総局の現職高官たちや犯罪社会の代表者たちが関与していた」と伝え、その詳細は後ほど公開すると約束した。

これに先立ち、4日朝、NABUは、SBUの高官が武器の使用の可能性で脅迫し、NABU捜査官による家宅捜索場所への立ち入りを妨害していると発表していた。またNABUは、捜索場所にSBUの特殊部隊が到着したと伝えていた。

写真:NABU