ウクライナ捜査当局、拷問に関与した自国拘置所職員を摘発

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ウクライナの国家捜査局は7日、ポルタヴァ州の拘置所職員2名が被拘束者に対する拷問に関与していたことを明らかにしたと発表した。

国家捜査局広報室が公表した

発表には、「捜査班の情報では、犠牲者はベッドに縛り付けられ、1日半以上食べ物、水、トイレへのアクセスが与えられないまま拘束されていた。本件については、これまでに犠牲者を施設に連れて行き、彼をベッドに縛り付けた当直職員と警備部門の上級職員に対して、容疑が伝達されていた」と書かれている。

今回同局は、この拷問に警備部門の上級職員と下級監査員も関与していたことを明らかにしたと伝えた。彼らは、囚人に対して残虐な扱いに加担し、また身体の拘束も行っていたという。

さらに同局は、容疑者は監視カメラの動画映像を処分しようとしていたが、同局職員が犯罪の記録された証拠の入った物品の押収に成功したと伝えている。

本件の捜査は継続しているとのこと。