裁判所、賄賂要求容疑のフリムチャク国内避難民省次官に逮捕判決 保釈金は600万フリヴニャ

16日、チェルニヒウ市デスニャンシキー地区裁判所は、検察側の要請を満たし、一時的被占領地・国内避難民問題省のユーリー・フリムチャク次官(容疑者)の未決囚予防措置として、600万の保釈金設定の上での60日間の逮捕の判決を下した。

ウクルインフォルムの記者が裁判所から伝えた。

裁判所は、フリムチャク容疑者への予防措置として、10月15日までの60日間の逮捕と600万フリヴニャの保釈金を定めた。

裁判時、フリムチャク容疑者の配偶者であるユリヤ氏は、同容疑者の家族には保釈金設定額のような大金はなく、誰にも借りられず、弁護士への支払いをするにはアパートを売らなければならないと主張した。

なお、検察側は、裁判所に対して、フリムチャク容疑者への未決囚予防措置は、逮捕と1200万フリヴニャの保釈金設定を求めていた。

これに先立ち、8月14日、国家汚職対策局(NABU)は、検事総局と保安庁(SBU)とともに、一時的被占領地・国内避難民省のユーリー・フリムチャク次官と同次官の補佐官を賄賂要求容疑で拘束していた。