ロシア軍、ウクライナ各地を大規模航空攻撃 キーウはじめ各地で死傷者

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は28日、キーウをはじめ同国各地に対して航空攻撃を行った。各地で民間人に死傷者が出ている。

キーウでは、クリチコ・キーウ市長が、現時点までに死者が1名、負傷者が24人出たとテレグラム・チャンネルで伝えている。

クリチコ氏は、「すでに合計で24名が敵の首都に対する攻撃により負傷した。内3名は児童だ。(中略)女性が1名死亡した」と書き込んだ。

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キーウ市中心部のロシア軍攻撃の被害 写真:キリロ・チュボチン、ヴォロディーミル・タラソウ/ウクルインフォルム

負傷者の内、2名の児童を含む6名が病院に搬送されたという。

またキーウ市内の国立科学アカデミーに対する攻撃の際に、国家安全保障国防会議(NSDC)の元書記であるヴォロディーミル・ホルブーリン氏の補佐官が死亡したという。同アカデミー広報室がウクルインフォルムに伝えた。

広報室は、「女性1名が死亡した。ホルブーリン氏の補佐官だ。ホルブーリン氏自身は生きている。もう1人、着弾のあった執務室にいた同僚と連絡がつかない。そこでは消火活動が行われている」と伝えた。

国立ウクライナ科学アカデミーの被害 動画:ナジーヤ・ズヴャヒナ/ウクルインフォルム

さらに、キーウ市内の医療施設「ドブロブト」が攻撃を受けたとフェイスブック・アカウントで報告した。

同施設は、「今日、敵が再び、アントノヴィチャ通りにある私たちの医療センターを攻撃した。最も重要なことは、大変幸いなことに、従業員も訪問者も皆生存していることだ。今のところ、7名が負傷しており、内6名は、『ドブロブト』の従業員だ。現場には、私たちの対応可能な『応急処置』班がやってきており、必要な治療を施した。数名は、私たちのネットワークの受け入れる部署に搬送された」と伝えた。

医療施設「ドブロブト」への攻撃被害 動画:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム

攻撃により、施設の上階が損傷し、炎上し、また受付のある下部の階層でも火が回ったという。

動画:「ドブロブト」

さらに、1階から3階の建物の内側の窓が爆風で破損し、医療機材が損傷したという。「ドブロブト」は、同施設では、被害規模の確認のために今後数日営業を停止するとし、他方で「ドブロブト」の他の施設は営業を継続すると伝えている。

南部ドニプロでは、ロシア軍がビジネスセンターを攻撃し、3名が死亡し、15名が負傷した。ハンジャ・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた。

ハンジャ長官は、15名の負傷者の内2名が病院へ搬送されたと書き込んだ。

写真:国家非常事態庁

東部ハルキウでは、同日未明の市内サルチウシキー地区の集合住宅に対する攻撃による負傷者が43名に上っている。ハルキウ州検察がテレグラム・チャンネルで報告した。

また、シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、今回の攻撃で集合住宅の一部が破壊されたと伝えた。

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ハルキウのロシア軍による攻撃の被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

南部ザポリッジャでは、ロシア軍の同日の攻撃により30名が負傷した。セミキン・ザポリッジャ州軍行政府長官代行がテレグラム・チャンネルで伝えた。

セミキン長官代行は、「ザポリッジャへの攻撃により30名の民間人が負傷。男性20名、女性10名だ」と書き込んだ。

またフェドロウ・ザポリッジャ州防衛評議会共同議長は、攻撃はザポリッジャの産業施設に対して行われたと伝えた。

南部オデーサでは、集合住宅に対する攻撃により、4名が負傷した。リサク・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。

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オデーサの集合住宅に対するロシア軍の攻撃 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム

負傷者の内1名は児童だという。