西アフリカのマリでロシア製自爆型無人機「シャヘド136」が撃墜される=ウクライナ大統領代表
西アフリカのマリ北部で18日、反政府蜂起勢力が、ロシアとの繋がりを持つ傭兵集団が使用していたロシアの自爆型長射程無人機「シャヘド136」(ガルピヤA1)を撃墜した。撃墜された無人機には、中国企業の電子機器及び他の外国製の部品が使われていたという。
ウラシューク・ウクライナ大統領制裁政策担当全権がウクルインフォルムにコメントした。
ウラシューク氏は、「5月18日にマリ北部で、蜂起勢力が、地域のロシアと繋がりのある傭兵の支援のために使用されていたロシアの自爆型無人機「シャヘド136」(ガルピヤA1)を撃墜した。これはサヘル地域における同無人機の使用が確認された初の事例だ」と伝えた。
また同氏は、これが弾頭の空中炸裂機能を備えた「KK」シリーズの新しい改良型だと指摘した。同氏はそして、「ロシアは、自国の軍事技術や戦争の道具を他の地域、特にアフリカへとますます積極的に移転させている。そして、ロシアの製造現場へ妨げられることなく流入し続けている軍民両用(デュアルユース)品に大きく依存した上で、それは行われている」と説明した。
同氏はさらに、今回マリで撃墜された無人機には、中国企業「Mornsun」「Wayon Electronics」「ギガ・デヴァイス」「Shenzhen Codaca Electronic」「NCRインダストリアル」の部品(集積回路、トランジスタ、ダイオード、継電器(リレー))が含まれていたと伝えた。また、STマイクロエレクトロニクスの部品も使用されていたと述べた。同時に同氏は、これらは一般の市場で見つけることができる通常の民生用電子機器だとも指摘し、これらと同じ典型的な電子機器は、ロシアがウクライナに対して使用している無人機でも見られると補足した。
その上で同氏は、「マリの件は、デュアルユース品がいかに急速に戦争を輸出するための道具へと変貌するかを示すものだ。ロシアへのこうした部品の供給が厳格に管理されない限り、ロシアの無人機生産は、それが使用される場所の拡大とともに、今後規模を拡大し続けるだろう」と指摘した。