戦争を終わらせる上でプーチンの言葉を信じることはできない=ゼレンシキー宇大統領
ウクライナのゼレンシキー大統領は、ウクライナがドンバス地方から撤退すれば戦争が終わるという、ロシアの首脳プーチン氏の言葉を信じることはできないと発言した。
ゼレンシキー大統領がライ・イタリアとのインタビュー時に語った。
ゼレンシキー氏は、「どういうわけか、世界の一部の人々は、ウクライナがドンバスから撤退すれば戦争が終結するというプーチンの言葉を真実だと思い始めている。これまでロシア側から発せられたあらゆる言葉に反して、侵略は拡大する一方であり、私たちは単にロシア側を信頼することができない」と指摘した。
さらに同氏は、「なぜ私たちが、自分たちがコントロールしている自国の土地から出ていかなければならないのか? 彼(編集注:プーチン)は戦場で何も成し遂げることができなかった。力がないのだ。彼は、私たちが彼を信じて、強固に要塞化された私たちの領土から単に撤退することを望んでいる。これらの要塞はロシア軍の可能性を制限している。プーチンは、私たちが撤退すれば、ドンバスでの攻勢の活発さと期間にもよるが、30万人から100万人の自国兵士を維持できることを理解している。なぜ私たちが突如として彼を信じ、そのような贈り物をしなければならないのだろうか?」と強調した。
同時に同氏は、ウクライナは強力な仲介者と共に戦争終結の交渉を試みる用意があるが、その条件は「単にロシアの言葉に頼ることのない」ものでなければならないと強調した。
加えて同氏は、仮にウクライナがドンバスから撤退したとしても、プーチンが戦争を継続しないという保証はないと指摘し、「私はむしろ逆だと言いたい。彼が再開するのは事実である。すぐに再開するわけではないにせよ」と発言した。