露軍攻撃を受けたキーウ、死者１名、負傷者２８名

２７日未明にロシア軍から大規模なミサイル・無人機攻撃を受けたウクライナ首都キーウでは、現時点までに死者が１名、負傷者が２８名確認されている。

クリメンコ内務相がテレグラム・チャンネルで報告した。

キーウの露軍攻撃の被害 写真：キリロ・チュボチン／ウクルインフォルム

クリメンコ氏は、キーウ市とキーウ州では、ロシア軍の大規模攻撃により、民間インフラ施設への着弾が確認されているとし、キーウでは複数の地区で計１０軒以上の集合住宅が損傷したと伝えた。

同氏はまた、関連当局が被害に対処しているとしつつ、市内ドニプロウシキー地区では瓦礫の下に人が埋まっている可能性があるとの情報があり、捜索活動が続けられていると報告した。

ドニプロウシキー地区の被害　写真：キリロ・チュボチン／ウクルインフォルム

キーウ市内では、現時点で、１名が死亡、２０名以上が負傷とのこと。また、キーウ州では、１名が死亡（ビラ・ツェルクヴァ）し、民間施設が約１０軒被害を受けたという。

同時にクリチコ・キーウ市長は、テレグラム・チャンネルにて、すでに２８名が負傷したとし、内１３名が病院へ搬送されたと報告した。