ウクライナ防衛戦力、「ストームシャドー」でロシアの石油製品工場を攻撃
ウクライナ空軍は25日、ロシア連邦ロストフ州に位置するノヴォシャフチンスク石油製品工場に対し、空中発射型巡航ミサイル「ストームシャドウ」による攻撃を実行した。
ウクライナ軍参謀本部がフェイスブック・アカウントで報告した。
報告には、「多数の爆発が確認された。標的に着弾。損害の規模は確認中」と書かれている。
その際参謀本部は、ノヴォシャフチンスク工場はロシア南部における最大級の石油製品供給元の1つであり、ロシア軍への補給に直接関与していると指摘した。同企業は、とりわけロシア軍に対してディーゼル燃料や航空燃料を供給しているという。
同工場の貯蔵タンクの総容量は21万立方メートル超だという。
そして参謀本部は、「ウクライナ軍は、ロシア人侵略者の軍事的・経済的能力を弱体化させ、ロシアにウクライナに対する軍事侵略を停止させるために必要な措置を引き続き講じていく」と強調した。