ゼレンシキー宇大統領、クリスマス期間のロシアの空撃への警戒を呼びかけ
ウクライナのゼレンシキー大統領は22日、同日の最高司令官会議において、クリスマス期間中にロシアが大規模攻撃を行う可能性とそれに対する防衛が主要な議題だったと発言した。
ゼレンシキー大統領が外交関係者を祝う日の式典の際に、報道陣の質問に答える形で発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。
ゼレンシキー氏は、「正にその期間中、私たちのクリスマスの時期に合わせて大規模な攻撃を仕掛けてくるおそれがあることを私たちは理解している。それは彼らの性格によるものだ。(中略)本日、そのことについて最高司令官会議を開いたが、第一の議題は防空問題だった。私たちの都市や村、共同体の、特に12月23日、24日、25日の防衛だ。それには注意を払う必要がある」と強調した。
また同氏は、軍に対して関連の課題が出されたと述べ、また国民に対しても警戒を呼びかけた。同氏はその際、「人々は、これらの日には大いに注意を払うべきだ。なぜなら、あの『連中』は相応の攻撃を行うおそれがあるからだ。そこには、神聖なものなど何一つないのだ」と指摘した。