ウクライナ東部ヤロヴァの露軍空爆の死者数25人に増加

9日にロシア軍の空爆を受けたウクライナ東部ドネツィク州ヤロヴァ町では、10日朝の時点で同攻撃による死者数が25人に上っている。

フィラシュキン・ドネツィク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した

フィラシュキン氏は、9月9日を通じて、ドネツィク州では、ロシア軍の攻撃により28名が死亡したとし、その内25名がヤロヴァ、2名がコスチャンティニウカ、1名がセメニウカだと伝えた。

その他、州内では同日20名が負傷したという。

さらに同氏は、ロシア軍の全面侵略が始まってから、マリウポリとヴォルノヴァハの死傷者を除き、ドネツィク州内での死者数は3627人、負傷者は8065人確認されていると報告している。

これに先立ち、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は9日、同国東部ドネツィク州ヤロヴァにて年金を受け取るために市民が集まっていた場所を空爆していた。

写真:国家非常事態庁