ウクライナ防衛戦力はポクロウシク方面のロシア軍進軍を制止した=報道官
ウクライナの作戦戦術部隊集団「ドニプロ」のトレフボウ報道官は14日、ウクライナ防衛戦力は東部ポクロウシク方面の状況を改善することに成功したとし、ロシア軍の進軍を阻止したと発言した。
トレフボウ報道官がウクルインフォルムにコメントした。
記者から、ポクロウシク方面の状況改善とロシア軍の進軍阻止を認められるかと質問されると、トレフボウ氏は、「できる。彼らはその時にはもう止められていたし、彼らは先には進まなかった。地図は、おそらく、彼らのルートを示しているのであって、彼らが制圧した空間全体を示しているのではない。彼らはその時には止められていたし、今は入り込んだ兵力が局地化され、殲滅の対象となっている」と発言した。
同氏はその際、それがどれだけ続くかはわからないが、現在ロシア兵が植林地から排除されているところだと述べた。
記者から、(編集注:浸透した)大半のロシア兵が殲滅されたとみなせるか、と質問されると、トレフボウ氏は、現時点ではそうだと述べた。その際同氏は、「現時点で彼らは積極的に排除されている。ここで重要なのは、彼らが新しいグループをそこに送り込み始めていないことだが、しかし、今のところ第一(防衛)線は維持されている。彼らは単に、しばらくの間そこに送り込めたものを全て使っていただけだ」と発言した。
同氏はその上で、現在「ドニプロ」担当方面全てで敵の圧力は恒常的に確認されているとも指摘した。
写真:コスチャンティン・リベロウ