ロシア軍、ウクライナ南部ザポリッジャを空爆 20名が負傷
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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、10日日中同国南部ザポリッジャに対して空爆を行った。同日夜の時点で20名が負傷したことが判明している。
ザポリッジャ州警察は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は17時50分に航空爆弾によりザポリッジャの2地区を空爆し、市の自動車工場と民間病院の近くに着弾したと報告した。
写真:ドミトロー・スモリイェンコ/ウクルインフォルム
国家非常事態庁は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃の犠牲者は20人に上っていると伝えた。
同庁は、「22時時点で、攻撃現場での緊急救助作業は終了。市の公共サービスの復旧作業は続いている」と報告した。攻撃による負傷者は20人で、内1人は破壊された建築物の瓦礫の下から救出されたという。
フェドロウ・ザポリッジャ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、同攻撃により市内7軒の集合住宅と、非居住型建築物が損傷したと報告した。