ロシア軍、キーウを無人機とミサイルで攻撃 死者6名、負傷者52名

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、7月30日から31日にかけての夜間、同国首都キーウを無人機とミサイルで攻撃した。現時点までに、6名が死亡、52名が負傷したことが判明している。

トカチェンコ・キーウ市軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した

トカチェンコ氏は、「現時点で、すでに当局は6名の死者を確認している。その内、4名が(編集注:市内の)スヴャトシンシキー地区、2名がソロムヤンシキー地区だ。死者の中には、子供もいる。6歳の男児だ」と伝えた。

キーウ市スヴャトシンシキー地区の被害 写真:ダニーロ・アントニューク/ウクルインフォルム

キーウ市内ホロシーウシキー地区の被害 写真:キリロ・チュボチン/ウクルインフォルム

また同氏は、「52名の負傷者もおり、約30名が病院にいる。児童も9名いる。数は、残念ながら、増えていくだろう」と書き込んだ。

キーウ市内では現時点で、ロシアの攻撃の被害が27地点強で確認されているという。ソロムヤンシキー地区の被害が大きく、またスヴャトシンシキー地区、シェウチェンキウシキー地区、ホロシーウシキー地区でも被害が確認されている。