ロシア軍、無人機400機とミサイル1弾でウクライナを攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、15日夜から16日朝にかけて、同国に対してミサイル1弾と無人機400機で攻撃を仕掛けた。ウクライナ防空は、この内198機の無人機を撃墜。また他145機の模倣機が消失ないしは飛翔を停止した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

空軍は、ロシア軍が7月15日20時から16日8時30分にかけて、弾道ミサイル「イスカンデルM」1弾(クリミアから発射)と自爆型無人機及び自爆型に似せた各種模倣機計400機(内約255機が自爆型)(ロシア領:シャタロヴォ、ブリャンスク、クルスク、ミレロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク、被占領下クリミア:チャウダから発射)で攻撃を仕掛けてきたと伝えた。

主な標的は、クリヴィー・リフ、ハルキウ、ヴィンニツャだったという。

これに対して、ウクライナ防空は、198機を撃墜。また、他145機は、飛翔中に消失したか、電子戦機器の影響で飛翔を停止したと報告されている。

また、57機の無人機の着弾が12か所で、また撃墜された無人機の破片の落下が2か所で確認されたという。

写真:空軍