ロシア軍、ハルキウとオデーサを無人機で攻撃 死傷者あり

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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、6日から7日にかけての夜間、同国各地を自爆型無人機で攻撃した。南部オデーサでは死者が1名、東部ハルキウでは負傷者が20名以上確認されている。

南部オデーサの状況については、国家非常事態庁がフェイスブック・アカウントで報告した

報告には、「オデーサへの新たな攻撃により1名が死亡」とある他、ガレージ10軒、行政庁舎、自動車整備場、複数の建設用プレハブが損傷したと書かれている。

さらに、乗用車、トラック、バスが破壊され、火災が発生したとのこと。

キペル・オデーサ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、ロシア軍は7日朝にオデーサを自爆型無人機で攻撃してきたと伝えた

防空戦力が積極的に対応したものの、市内では民間インフラに破壊・損傷が生じたと報告されている。死亡したのは、建設中の建物近くの警備用の施設にいた警備員だという。

東部ハルキウの被害については、テレホウ・ハルキウ市長がテレグラム・チャンネルで、未明の攻撃による負傷者は現時点で27名に上っていると伝えた

またシニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官は、テレグラム・チャンネルにて、市内のシェウチェンキウシキー地区、スロビツィキー地区で負傷者が確認されていると報告した

ハルキウの被害 写真:ヴヤチェスラウ・マジイェウシキー/ウクルインフォルム

シニェフボウ氏はまた、病院へと搬送されたのは、児童1名を含む3名の負傷者だとし、彼らの負傷は中度であり、医療関係者が全力で支援を施していると伝えた。