ロシア軍、ウクライナを272機の無人機と8弾のミサイルで攻撃

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、自爆型などの無人機272機とミサイル8弾でウクライナを攻撃した。ウクライナ防空は、この内無人機145機とミサイル5弾を撃墜し、また他115機の無人機は飛翔中に消失、ないしは電子線機器の影響で飛翔を停止した。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで伝えた

20日20時以降、ロシア軍は以下計280点の無人機・ミサイルで攻撃を仕掛けてきたという。

・自爆型無人機「シャヘド」及び自爆型に似せた模倣機計272機(ロシア領ブリャンスク、プリモルスコ=アフタルスク、クルスク、オリョール、ミレロヴォ、シャタロヴォ、被占領下ウクライナ領クリミア・チャウダ岬から発射)

・空中発射型弾道ミサイル「Kh47M2 キンジャル」2弾(タンボフ州上空から発射)

・巡航ミサイル「カリブル」4弾(黒海海上から発射)

・巡航ミサイル「イスカンデルK」2弾(ベルゴロド州から発射)

主な攻撃目標となったのは、ウクライナ中部ポルタヴァ州クレメンチュークだという。

これに対して、21日10時の時点で、以下260点がウクライナ防空により撃墜された、ないしは消失/飛翔を停止したという。

・無人機140機撃墜、112機消失/飛翔停止

・「イスカンデルK」1弾消失

・「キンジャル」1弾消失

・「カリブル」1弾消失

そして、クレメンチュークで着弾が確認された他、他3地点で撃墜された目標の破片が確認されているとのこと。

写真:空軍