ロシア軍、3夜連続でウクライナを大規模空撃 ミサイル9弾と無人機355機発射

ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、25日夜から26日朝にかけて同国に対して、ミサイル9弾と無人機355機で攻撃を仕掛けた。ウクライナ側は、この内ミサイル全9弾と無人機233機を撃墜。また、無人機他55機も飛翔を停止し、目標に到達しなかった。

ウクライナ空軍がテレグラム・チャンネルで報告した

報告によれば、ロシア軍は25日20時15分から26日11時にかけて、以下のとおり364点のミサイル・無人機で攻撃を行った。

・巡航ミサイル「Kh101」9弾(露サラトフ州の戦略爆撃機「Tu95ms」から発射)

・自爆型無人機「シャヘド」及び自爆型に似せた模倣機計355機(露ブリャンスク、ミレロヴォ、クルスク、オリョール、シャタロヴォ、プリモルスコ=アフタルスク、被占領下クリミアのチャウダから発射)

これに対して、ウクライナ防空は、26日11時の時点で、巡航ミサイル「Kh101」を全9弾と無人機233機を撃墜。さらに、55機の無人機は飛翔中に消失したか、あるいは電子戦により飛翔を停止したと報告されている。

今回の攻撃による着弾は5地点で確認。また、撃墜された無人機の落下は10地点で確認されているという。

写真:空軍