「停戦の主な障害はプーチン」=ケロッグ米特使

米国のケロッグ・ウクライナ担当大統領特使は、ロシアの首脳プーチン氏がウクライナにおける停戦の進展への主な障害だとの考えを示した。

ケロッグ特使がフォックスニュースとのインタビュー時に発言した

ケロッグ氏は、「私は、私たちは(編集注:停戦に)近いと思っている。結果をもたらすことができる唯一の人物がトランプ大統領だ。ただし、プーチンが同意したらだ。私は、今この瞬間、進展への道のりにおける私たちの障害は、それに同意していないロシア大統領だと思っている」と発言した。

これに先立ち、ロシアのプーチン氏は、5月8日から10日にかけて3日間の一方的な「停戦」を予告していた。

これに対して、ゼレンシキー宇大統領は、停戦するのに5月8日まで待つ必要はなく、即時実施可能なはずだと指摘している。

ケロッグ米特使は4月29日、トランプ米大統領は30日間の停戦を待っているのであって、ロシア首脳プーチン氏による3日間の一方的「停戦」予告を「馬鹿げている」と批判していた