ロシア軍、ハルキウを無人機で攻撃 46人が負傷
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ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍は、3日夜同国東部ハルキウを自爆型無人機で攻撃した。現時点までに負傷者や急性ストレス障害を起こした者が46人確認されている。
シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した。
またシニェフボウ氏は、「犠牲者の中には急性ストレス障害の生じた11歳の子供もいる」と伝えた。
ゼレンシキー宇大統領もまた、Xアカウントで同攻撃につき、「今正にロシアがウクライナを再び攻撃している。ハルキウは数十機の『シャヘド』で攻撃された。住宅、企業、民家インフラが破損。現時点で40人以上の負傷者が出ている。あちこちで救助隊と関連当局が活動している」と伝えた。
また、ゼレンシキー氏は、そこには軍事目標は何もなかったし、あり得ないと述べ、ロシアはウクライナ人が家に戻っている時、子供たちを寝かせている時に住宅を攻撃していると指摘した。
同氏はそして、「そのような命令を出すこと、それを遂行することができるのは、悪魔だけだ。世界が決定をためらっている間、ウクライナではほとんど毎晩が悪夢となっており、それで命が失われている」と強調した。
同氏は加えて、ウクライナには防空強化が必要だと訴えた。
その際同氏は、「パートナーたちによる強力で本当の決定が必要だ。米国、欧州、全ての私たちの平和を求めるパートナーたち。力と制裁だけがロシアを止めさせられる」と伝えた。