被拘束者交換でウクライナに277人の軍人帰還

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ウクライナのゼレンシキー大統領は19日、ロシアに拘束されていた277人の軍人を帰還させたと発表した。これらの軍人は、マリウポリなどドネツィク州の複数方面、ヘルソン州、ザポリッジャ州、ルハンシク州を防衛していたウクライナ軍人だという。

ゼレンシキー大統領がテレグラム・チャンネルで伝えた

また、ゼレンシキー氏によれば、帰還させられたのは、ウクライナ軍、国家警護隊、国家特別輸送庁、国境警備庁の軍人だという。

同氏はそして、今回の帰還を実現した人々皆、そして仲介を行ったアラブ首長国連邦に謝意を伝えた。

同氏はまた、今回の帰還により、全面戦争が始まってから4552人の軍人と民間人をロシアの拘束から帰還させることができたと伝えた。

その上で同氏は、「拘束されている者皆を覚えている。そこにいるかもしれない一人一人を探している。全員を帰還させねばならない」と強調した。

また、保安庁(SBU)も今回の軍人帰還の動画を公開した。

写真・動画:大統領府