ロシア軍、ウクライナ東部ハルキウを空爆 16人負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、5日同国東部ハルキウをKAB誘導爆弾で空爆した。6日朝の時点で負傷者が16名出たことが判明している。

シニェフボウ・ハルキウ州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントで報告した

シニェフボウ氏によれば、ハルキウ市へのKAB誘導爆弾による攻撃は5日14時20分に行われ、市内のシェウチェンキウシキー地区とキーウシキー地区で14軒の集合住宅、3台の自動車、医療施設、寮、事務所建物、8軒の民間建物、ガレージ、カフェが破損、3軒の民家が全壊し、16名の市民が負傷したという。

その他、ハルキウ州では、シンキウカ、ペトロパウリウカ、コトリャリウカなど約15の自治体に対して榴弾砲・迫撃砲による砲撃があり、さらにハルキウの他シンキウカ、ヴェセーレ、ビーリー・コロジャジ、ドロシウカに対して空爆があったと報告されている。

📍 Харківщина, 6 травня. ▪️ 14:20 м. Харків. Внаслідок обстрілу КАБ по Шевченківському та Київському районах міста...

Опубліковано Олегом Синєгубовим Неділя, 5 травня 2024 р.

また、6日2時30分、同州ゾロチウがKAB誘導爆弾により空爆を受け、スポーツ学校校舎、町議会、学校校舎、文化会館、社会保護局庁舎、裁判所、民家約10軒が破損。学校の暖房施設と民家2軒は直撃により破壊。59歳の女性が負傷したという。

キウシャリウカでは、多連装ロケットシステムの砲撃により79歳の男性が負傷。

モナチニウカでは、KAB誘導爆弾での空爆により、少なくとも15軒の住宅が破損。88歳の女性が死亡、男性2名が負傷。