ロシア軍、ウクライナ南部オデーサを弾道ミサイルで攻撃 14名負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は、1日夜間に同国南部主要都市オデーサを弾道ミサイルで攻撃した。現在までに民間人14名が負傷したことが判明している。

キペル・オデーサ州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで伝えた

キペル氏は、ロシア軍がオデーサを弾道ミサイルで攻撃したとし、着弾現場では大型の火災が発生したと伝えた。

民間郵便会社「ノヴァ・ポシュタ」は、フェイスブック・アカウントで、ロシアのミサイルが同社の分配倉庫と支店に着弾したと報告した。同社従業員に死傷者は出ていないとのこと。

同社は、「攻撃により破壊された全ての小包の評価額は、顧客に満額補償される。明日、全ての受取人に連絡する。配送中だった小包は、オデーサのノヴァ・ポシュタの3つの支店へと転送されている」と伝えた。

ミサイル攻撃を受けたノヴァ・ポシュタの支店 写真:ニーナ・リャショノク/ウクルインフォルム

キペル氏はまた、日付が変わってから、負傷者は14名となっていると発表した。

これに先立ち、ロシア軍は、4月29日夕刻にもオデーサを弾道ミサイル「イスカンデルM」のクラスター弾で攻撃していた。民間人が6人死亡している

変更(10時3分):ノヴァ・ポシュタ支店の被害写真を追加