ウクライナ東部のロシア軍の進軍が加速=英国防省

英国防省は26日、ウクライナへの全面侵略を続けるロシア軍が、同国東部ドネツィク州のアウジーウカから西への進軍を過去1週間加速したと伝えた。

英国防省が情報機関の情報を参照した上で、ソーシャルメディア「X」アカウントで報告した

報告には、ロシア陸軍が、アウジーウカ中心部から北におよそ15キロの地点に位置するオチェレティネへと進入するための、ウクライナ領奥深くへの狭い凸部を作り出したと書かれている。

また、ロシア陸軍が2月中旬にアウジーウカを制圧して以降、この地区はロシアの作戦の主要方面の1つであり続けていると指摘されている。

さらに英国防省は、「恒常的に高い損耗率のままだが、ロシア陸軍がこの地区でウクライナの陣地を恒常的に攻撃でき、小規模自治体を複数制圧する可能性はかなり大きい」と予想している。