ロシア軍、ウクライナの太陽光発電所を初めて攻撃=電力会社総裁

ウクライナの電力会社「ウクルエネルホ」のクドリツィキー総裁は、4月3日、ロシア軍が初めてウクライナの太陽光発電所を狙って攻撃したと発表した。

4日、クドリツィキー総裁がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

クドリツィキー氏は、「昨日敵は太陽発電所を狙って攻撃した。これは、少なくとも私の記憶する範囲では、再生可能エネルギー施設を狙った攻撃の事例である」と伝えた。

また同氏は、攻撃は戦闘圏ではなく、後方にある太陽光発電所に対して行われたと指摘した。

その他同氏は、気温が上昇していることで電力消費の総量が下がっており、電力システム内の不足は観察されていないと述べた。また、太陽光発電所の電力生産が季節の影響を受けて上昇しているとも補足した。