ウクライナ軍、東部アウジーウカ近郊のラストチキネ村からの撤退を認める

ウクライナ防衛戦力は、東部ドネツィク州アウジーウカから6キロの距離にあるラストチキネ村から撤退した。

作戦戦略部隊集団「タウリヤ」のリホヴィー報道官がテレビ番組「統一ニュース」出演時に報告した。

リホヴィー氏は、ウクライナの防衛者はロシア軍のさらなる西への進軍を阻止するために、近隣のオルリウカ、トネンケ、ベルディチのラインに防衛を築く計画だと伝えた。

その際同氏は、「敵の圧力の中でも、私たちの部隊はアクティブディフェンスを遂行しており、機動的に行動している。最も激しいのは引き続きアウジーウカ方面とマルインシキー方面だ。アウジーウカ方面では、私たちの部隊は25回の敵の攻撃を撃退した。マルインシキー方面では、40回だ。これは過去数日で最も多い数である。同時に、ウクライナ防衛戦力は、自治体オルリウカ〜ベルディチのラインに防衛を組織し、敵のさらなる進軍を阻止すべく、ラストチキネ村から撤退した」と発言した。

さらに同氏は、同作戦圏では、過去24時間で敵は45回の空爆を実施。また、72回の敵の襲撃があり、897回の砲撃、83回の自爆型無人機の攻撃があったと報告した。

また、タウリヤの担当圏では、34名のロシア軍人が拘束された、あるいは投降したという。

写真:ウクライナ軍