ヘルソン州東岸情勢は困難だがウクライナ側は拠点維持=報道官

ウクライナ軍南部司令部「ピウデン」のフメニューク合同調整報道センター長は15日、南部ヘルソン州のドニプロ側左岸(東岸)のウクライナ側橋頭堡(きょうとうほ)のあるクリンキの情勢につき、引き続き困難だがウクライナの部隊は橋頭堡を維持していると述べた。

フメニューク氏がテレビ番組「統一ニュース」出演時に発言した。

フメニューク氏は、「状況はかなり困難だ。なぜなら、恒常的に襲撃を受ける中で橋頭堡を維持するのは確かに非常に困難だからだ。しかし、私たちの部隊はそれに対処している」と発言した。

同氏はまた、過去24時間で同地点では過去数日と比べて敵の攻撃の活発化が確認されたとし、「敵は7回襲撃を試みたが、全てうまくいかなかった。彼らは機材を節約し続けており、そのため、敵はより多くの兵員を失っている」と伝えた。

さらに同氏は、過去24時間、「ピウデン」担当圏では、占領軍兵士を68人減らし、大口径榴弾砲7門、装甲車7台を破壊したと報告した。