ロシア軍、ウクライナ南部ヘルソンを砲撃 警察官含む4名が負傷

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ウクライナへの全面侵略戦争を続けるロシア軍は2日、同国南部ヘルソンを砲撃。これにより、2名の警察官を含む4名が負傷した。

プロクジン・ヘルソン州軍行政府長官とクリメンコ内務相がソーシャルメディアで報告した。

プロクジン州軍行政府長官は、フェイスブック・アカウントにて、「ヘルソンへの砲撃により、4名が負傷した」とし、内2名が重傷であり、ロシア軍は再びヘルソンの住宅街に向けて砲撃したと伝えた。また同氏は、同砲撃の被害を写した動画を公開した。

クリメンコ宇内務相は、テレグラム・チャンネルにて、負傷者4名の内2名は警察官だと伝えた

クリメンコ氏は、「敵はヘルソンを火砲で攻撃し続けている。朝の砲撃の際、特命班『コルド』は、足を爆発で負傷した民間人を継続する爆発から救うことができた。負傷者は医師に引き渡された。同人物の容体は危機的である」と伝えた。

また同氏は、交通警察の車両も砲撃されたとし、車両の装甲を突き破るほどの砲撃だったと指摘した。乗っていた警察官2名は病院に搬送されたとし、内1名が重傷だと伝えた。

もう1名の負傷者も治療を受けたが、重傷ではないと報告されている。

その上でクリメンコ氏は、「ヘルソンは毎日砲撃されている。警察と救助隊は、自らの健康としばしば命も代償にしながら、毎日人々と共にいる」と強調した。