ロシア軍、ウクライナを自爆型無人機で攻撃 ドニプロペトロウシク州で破片落下で2名死亡

写真

ウクライナへの侵略戦争を続けるロシア軍は、7日未明同国を自爆型無人機で攻撃した。南部ドニプロペトロウシク州では、撃墜された無人機の破片が車道を走っていた自動車に直撃し、乗っていた2名の男性が死亡した。

リサク・ドニプロペトロウシク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルで報告した

リサク長官は、「未明、敵は州を『シャヘド』で攻撃した。空軍司令部『スヒード』の防衛者は6機の無人機を撃墜した。その内、1機の破片が車道を走っていた自動車に落下。残念ながら、男性2名が死亡した」と伝えた。

また、芝生で火災が発生し、救助隊が消火したという。

無人機が1機、同州クリヴィー・リフ地区の民間企業に着弾し、火災が発生。炎上範囲は100平方メートル以上に及ぶも、すでに救助隊に鎮火しており、犠牲者は出ていないと伝えられた。

その他同州では、ニコポリに対して砲撃が行われたが、犠牲者は出ていないと報告された。

また、ウクライナ空軍は、テレグラム・チャンネルにて、7日未明の攻撃につき、ロシア軍は南・東方面からイラン製自爆型無人機「シャヘド136/131」18機で攻撃してきたところ、その内12機を撃墜したと報告した