ロシア軍、9日未明にドネツィク州砲撃 バフムートで住民8名死亡

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ウクライナへの侵略を続けるロシア軍は9日未明、東部ドネツィク州のポクロウシク地区、クラマトルシク地区、バフムート地区を砲撃し、砲弾が店や市場、行政調査や工場、民家や集合住宅に着弾した。

キリレンコ・ドネツィク州軍行政府長官がテレグラム・チャンネルにて伝えた

キリレンコ氏は、バフムートでは民家20軒、集合住宅6軒、店4軒、文化会館と行政庁舎が損傷したと伝えた。さらに、市場にも砲撃があり、コンテナが107点損傷したという。同市は水と電気がないが激しい戦闘ために修理が不可能となっていると説明された。同市では、8名が死亡、17名が負傷したという。

さらに、ポクロウシク地区では、マルインカ、クラスノホリウカ、マクシミリヤニウカ、アウジーウカが被害を受けたという。犠牲者は出ていないとのこと。

クラマトルシク地区では、スロヴヤンシク、コスチャンティニウカ、ライ=オレクサンドリウカが砲撃を受けたとし、スロヴヤンシクでは倉庫と技術学校が損傷、コスチャンティニウカでは、企業と民家が損傷、ライ=オレクサンドリウカでは2軒の建物が損傷したが、犠牲者は出ていないと発表された。

その上でキリレンコ氏は、「ドネツィク州に残っていてはいけない。タイミングよく避難するように」と呼びかけた。