ホッジス元米軍高官、ウクライナがクリミアを2023年中に奪還する可能性を指摘

ホッジス元米国駐欧州陸軍司令官は、ウクライナは2023年中に、クリミアを含め、ロシアが現在占領している全ての領土の主権を完全に回復できるとの見方を示した。

米ニューズウィークが報じた

ホッジス氏は、「ウクライナ人は自らの国を救っている。私は、彼らは来年中に、クリミアを含め、自らの主権を完全に回復できる条件を作り出したと考えている」と発言した。

同氏はまた、ロシア軍は、ウクライナへの侵攻前には多くの人により「世界第2の軍」と呼ばれていたが、実際には「ウクライナの戦場での第2の軍」であることが判明したと指摘した。

さらに同氏は、「(半年経って)ロシアが支配しているのはウクライナ領の20%未満であり、同軍のさらなる進軍作戦を実施する能力は尽きている」と発言した。

写真:DELFI / Karolina Pansevič