ウクライナ軍、ヘルソン州住民にシェルターで過ごすよう呼びかけ

ウクライナ軍は、ヘルソン州の住民に対して、同州から避難できないのであれば、シェルターにて過ごすよう要請した。

29日、ウクライナ軍南部司令部「ピウデン(南)」のフメニューク報道官がメディアセンター・ウクライナ=ウクルインフォルムでの記者会見時に発言した。

フメニューク氏は、「民間人に対して、活発な戦闘が生じ得る町から避難する機会がなかった、あるいは現在ない場合、シェルターを見つけて、そこでしばらく待つよう強く要請する。出来事の展開は、かなり強力であり、情勢はダイナミックに変わっている」と発言した。

同氏はまた、被占領地の警報システムは機能しており、空襲警報は鳴っており、脅威について把握することは可能だと伝えた。

なお、29日、ヘルソン方面の前線にて、ウクライナ軍がロシア側の第1防衛線を突破したことが伝えられている。

同時にウクライナ軍は、軍事行動に関しては結果が出るまで静寂を維持する呼びかけている。