17日のハルキウ市への露軍ミサイル攻撃民間人犠牲者、18名に

17日にウクライナへの侵略を続けるロシア軍が東部ハルキウ州サルチウシキー地区の3階建て建物をミサイルで攻撃した際の民間人犠牲者数は、18名に上っている。

21日、チュベンコハルキウ州検察報道官がウクルインフォルムの記者に伝えた。

チェベンコ氏は、「8月20日の捜索作業の際にさらに3体の遺体が見つかった。その中には、近くの学校の教師、34歳も含まれる。また、リヴィウからの39歳の女性の遺体も瓦礫の下から見つかった。もう1体は、特定ができない。非常に激しく損傷しているのだ。概して、8体の遺体が特定できていない」と伝えた。

また現場では救助隊の瓦礫撤去の作業が続いていると伝えた。

これに先立ち、17日21時30分頃、ロシアの「イスカンダル」ミサイルがハルキウ市サルチウシキー地区アヒイェゼリウ通りの3階建ての居住用建物に着弾。建物は全壊し、大型の火災が発生していた。州軍行政府は、この建物は以前は聴覚に障害を抱える人々のための寮だったが、現在は一般の居住用の建物として使われている、ただし聴覚障害を抱える住民が多く住んでいたと伝えていた。