「来週はウクライナにとって非常に重要な週となる」=ゼレンシキー宇大統領、侵略開始から半年経過控え

ウクライナのゼレンシキー大統領は20日、独立記念日(8月24日)をはじめとする重要な出来事のある来週はウクライナにとって非常に重要な週となるとの見方を示した。

ゼレンシキー大統領が同日夜の動画メッセージにて発言した

ゼレンシキー氏は、「私たち皆、私たちの国家にとって非常に重要な来週に向けて活発に準備をしている。これから、私たちの国旗の日(8月23日)、私たちの独立の日(8月24日)がある。また、ウクライナの自由を巡る戦争の退役兵の賞賛や、クリミア・プラットフォームもある。クリミア・プラットフォームは今年は実に特別なものとなる。今年は、クリミアの空気には、占領が一時的なものであること、ウクライナが戻ってくることが文字通り感じられている」と発言した。

また同氏は、来週には「ウクライナの真の友人たち」の重要な協議や訪問が予定されているとした。

さらに同氏は、「この先、象徴的な節目がある。この全面的侵攻の半年、ウクライナにとっても、欧州にとっても、世界にとっても全てを変えることとなった戦争の半年(経過)だ」と強調した。

なお、ウクライナでは、2022年2月24日から、ロシア連邦による全面的侵略が続いている。8月24日(独立記念日)には、同侵略の開始から半年が経過する。

写真:大統領府