クリミアでの爆発後、占領政権はウクライナ国民のクリミア入域を制限

ウクライナ南部ザポリッジャ州メリトポリのフェドロウ市長は19日、最近の被占領下ウクライナ領クリミアでの爆発を受けて、占領政権がウクライナ国民のクリミアへの入域を認めなくなったと発言した。

フェドロウ市長がテレビ番組出演時に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた。

フェドロウ氏は、「私たちは被占領地住民に、彼らはクリミアを通って(編集注:被占領地から)脱出できると話している。しかし、そこで爆発があった後、もう2日間、そのルートは閉ざされている。クリミアにおける選別(フィルトレーション)は著しく強化されており、すでに露特殊機関職員が気に入らない情報の入っている携帯電話を持っている多くの男性がクリミアへの入域を認められていない」と発言した。

同氏はまた、ザポリッジャ州ヴァシリウカ(被占領地)の検問所では、ウクライナ政府管理地域へと脱出を望んでいる人たちの行列が拡大していると述べた。