米国はウクライナ軍がクリミアで西側の武器を使うことに反対していない=米ポリティコ

米政治ニュースサイト「ポリティコ」は、バイデン米政権はウクライナ軍が西側の武器を使って一時的被占領下クリミアにてロシアの施設を攻撃することに反対していないと報じた。

17日、ポリティコが匿名の米政権関係者の発言をもとに報じた

同関係者は、「もちろん、私たちはターゲットを選別しないし、私たちが提供してきた物は全て自衛目的の物だ。彼らがウクライナ主権領土にて追求するために選んだターゲットはいかなるものも定義上、自衛となる」と発言した。

ポリティコはまた、ウクライナはロシア領内への攻撃のために米国の武器を使うことはできないと報じている。この文脈で、ポリティコが同関係者に対して、米政権はクリミアをウクライナ領だとみなしているかと質問すると、同人物は「クリミアはウクライナである」と返答した。

また、同記事では、トランプ政権下のヴォルカー元米国務省ウクライナ問題特別代表による「ロシア軍はそこにいる必要はないし、クリミアのロシア戦力に対する攻撃はキーウ周辺、ヘルソン、ウクライナ東部の彼らに対する攻撃と全く違いはない」とする発言を伝えている。