ウクライナにおけるロシア軍は今後数か月で進軍できなくなる可能性あり=ジョンソン英首相

英国のジョンソン首相は、ウクライナにおけるロシア軍は今後数か月でリソースが尽きて進軍できなくなる可能性があるとの見方を示した。

ジョンソン首相が欧州複数報道機関へのインタビュー時に発言した。ロイタールモンドが報じた。

ジョンソン氏は、プーチン軍はウクライナ東部ドンバス地方で人員と武器の多大な損耗をもって進軍していると指摘しつつ、「しかしながら、私たちの軍事インテリジェンスは、今後数か月で、一切進軍できなくなる時が来る可能性があると信じている。ロシアのリソースが尽きるためだ。であれば、私たちは、ウクライナの人々が大局をひっくり返せるように支援をすべきである。私は、G7首脳会談でそれを主張していく」と発言した。

また同氏は、反攻開始の際には、ウクライナが要求する武器の提供で同国を支えなければならないと主張した。

その他、ウクライナの勝利、プーチンの敗北は、どのようなものか、と質問されると、ジョンソン氏は、「最低でも2月24日まであった現状維持の状態を回復することと、ロシア軍が侵攻した領土から出ていくことだ」と発言した。