マリウポリでロシア非常事態省の車両に放火=市長顧問

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ロシアが制圧したウクライナ東部マリウポリの状況について、アンドリュシチェンコ同市市長顧問は、地元住民が占領政権に対して活発な抵抗を行っていると報告した。

15日、アンドリュシチェンコ氏がテレグラム・チャンネルに書き込んだ

アンドリュシチェンコ氏は、「町は占領を受け入れていない。サボタージュという消極的な抵抗は、少しずつ積極的な局面へと移行している。6月9日、タハンロジシケ車道のロシア非常事態省の駐車場にて、牽引車2台と大型トラックトレーラー3台が突然炎上した。原因は、放火だと言われている」と書き込んだ。

さらに同氏は、6月11日、「ロシアの日」前日、旧業務用大型スーパー「メトロ」の近くにて、人道支援を求めて人だかりができている中で、不明の人物がロシア非常事態省の職員を背中からナイフで刺し、それが致命傷となったと伝えた。

同氏は、これらは確認が取れている事実であるとし、放火時のものだとする動画を公開した。

そして、「これ以上は、当たり前の理由でコメントできない。おぞましい者たちに告ぐ。周りを見るようにせよ。報いはもうすぐそばまで来ている」と書き込んだ。

写真:AA