東部のスヴャトヒルシク市長に国家反逆罪容疑を通達

ウクライナ東部ドネツィク州スヴャトヒルシク市のヴォロディーミル・バンドゥーラ市長が敵側に寝返ったことを受けて、国家反逆罪容疑が通達された。

14日、検事総局広報室が伝えた

検察の情報によれば、同容疑者は、敵側へ寝返り、ロシアのプロパガンダを拡散したという。さらに容疑者は、ロシア軍がウクライナの町を制圧したことにつきロシア側に謝意を伝えていたという。

さらに検察は、容疑者は、ロシア連邦占領政権代表者(いわゆる「DPR首長」)から、ロシア軍制圧下のスヴャトヒルシクのいわゆる「首長」への就任提案に同意したとし、これによりウクライナの主権、領土一体性を侵害したと伝えた。

また検察は、同容疑者はこれまでに、動画メッセージにて、ウクライナ軍がスヴャトヒルシク大聖堂の修道院を意図的に放火したと発言していたことを喚起した。

検察は、ドネツィク州検察が、遠隔で同容疑者に対して、国家反逆罪容疑を伝達したと発表した。

これに先立ち、ゼレンシキー大統領は4日、ロシア軍がスヴャトヒルシク大聖堂を攻撃したと発表していた