東部シェヴェロドネツィクの情勢激化 ロシア軍、数日にわたり襲撃継続=州長官

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ウクライナ東部ルハンシク州のハイダイ州軍行政府長官は14日、ロシア軍の臨時州都シェヴェロドネツィクへの襲撃は数日間にわたり継続しており、敵は火砲による集合住宅、産業施設を破壊していると伝えた。

ハイダイ・ルハンシク州軍行政府長官がフェイスブック・アカウントにて報告した

ハイダイ氏は、「シェヴェロドネツィクの(アンモニア製造工場)『アゾト』と『スクロプラスティク』の施設への狙いを定めた砲弾着弾があった。橋と州の国家非常事態庁の建物が壊され、隣接する町、シネツィキー、パウロフラドが砲撃された。毎日、死者情報が明らかになっているが、遺体には砲撃が激しくて近寄れない」と伝えた。

同時に同氏は、メチョプキネ地区へのロシア軍の侵攻は失敗したとも伝えた。

写真:ルハンシク州軍行政府(フェイスブック)

13日、ルハンシク州内ではさらに、トシキウカ〜ウスティニウカ方面、オリホヴェ〜ゾロテー方面、コミシュヴァハ〜ウルビウカ方面、ヴァシリウカ〜ビロホリウカ方面、ニルコヴェ〜ミコライウカ方面にて激しい戦闘が起きたと報告された。

ノヴォドルジェシクの民間人女性が負傷し、他地域の病院へと搬送されたという。

ハイダイ氏は、敵は、さらに2個大隊戦術群を投入したとし、リシチャンシク、プリヴィッリャ、シェヴェロドネツィク、ボリウシケのウクライナ軍部隊を包囲しようとしていると説明した。

また、ウクライナ軍参謀本部は、14日6時時点の報告の際に、シェヴェロドネツィク方面では、敵はクレミンナ〜ルビージュネにて最大2個の大隊戦術群を投入、砲撃支援を受けながら、シェヴェロドネツィク市にて襲撃を行っており、(制圧した)市の中心部の防衛を強化しようとしていると伝えている。