ウクライナ軍、「数日後にキーウ州が再び侵攻される」とメッセージは偽情報だと指摘

ウクライナ軍戦略コミュニケーション局は、敵はウクライナ各地でパニックを広めようとしているとし、キーウ州へとロシア軍が近日中に再び進軍する可能性があるとのメッセージが拡散されていると指摘した。

戦略コミュニケーション局がフェイスブック・アカウントにて伝えた

発表には、「気をつけて! 敵は、ウクライナの占領から解放された町々の住民の間にパニックを広めようとしている。キーウ州にて侵略者が再び侵攻する可能性があるとのテキストメッセージが拡散されていることが判明した」と書かれており、偽情報とされるメッセージのスクリーンショットが掲載された。

偽情報とされるメッセージは、6月10〜15日にロシア軍が再び侵攻する可能性が大きく、避難の準備をするよう呼びかける内容となっている。

同局は、不明な情報源からの挑発的情報は信じず、確認された情報源だけを信じるようにと呼びかけた。

また、ウクライナ軍はロシア軍の国境沿いの状況を注意深くフォローし、状況をコントロールしており、ロシア軍のあり得る再来には常に準備ができているとも書かれている。