チャプトヴァー・スロバキア大統領、155ミリ自走榴弾砲のウクライナへの供与発表

スロバキアのチャプトヴァー大統領は5月31日、ウクライナへの155ミリ口径自走榴弾砲「ズザナ2」を供与すると発表した。

チャプトヴァー大統領がキーウ訪問時のウクライナ最高会議(国会)での演説の際に発言した。ウクルインフォルムの記者が伝えた

チャプトヴァー氏は、「私たちは、私たちの医薬品や食料品のセットではあなた方の国から占領者を追い出せないことを知っている。あなた方の防衛者は、軍事品や装備品を必要としている。だから、私たちは、その方向でも支援していく。最近は防空システムS-300や、地雷除去器具や弾薬だった。もうすぐ、榴弾砲ズザナが送られる」と発言した。

同氏はまた、スロバキアはパートナー国や同盟国に、ウクライナは人道支援だけでなく、軍事支援も必要としていると話していると指摘した。

なお、5月31日、スロバキアのチャプトヴァー大統領がキーウを訪問し、ゼレンシキー宇大統領と会談を行った。また、チャプトヴァー氏は、キーウ州のボロジャンカとイルピンも訪問している。

写真:チャプトヴァー・スロバキア大統領(フェイスブック)