勝利は戦場でのみ達成できるが、戦争を終わらせるのは対話である=ゼレンシキー宇大統領

ウクライナのゼレンシキー大統領は、戦争の勝利は非常に複雑なものとなり、戦場で血まみれとなって生じるが、しかしその終わりは外交にて生じると発言した。

ゼレンシキー大統領が大統領就任3年目を記念し行った、「UA一緒」へのインタビューの際に発言した

ゼレンシキー氏は、「この戦争を始めたのは私たちではないが、私たちは戦争を終わらせなければならない。私は今日、この言葉を繰り返すことができる。しかし、言葉の意味は変わった。私は、確かに、この戦争は対話で終わらせることができると思っていた。しかし、残念ながら、私は、それは適切なタイミングの対話となると思っていたし、ロシア側から多くの質問への答えと多くの決定を受けられると思っていた。本当にそう思っていた。そして、今、それは、ハイブリッドとなっている。そのため戦争はこのように複雑なのだ。そして、勝利は非常に複雑となる。勝利は血まみれとなり、確実に戦場で生じるが、しかしその終わりは間違いなく外交で生じる」と発言した。

同氏は、いくつかのことは、協議によってのみ解決できるものだと発言した。

なお、ゼレンシキー氏は、ロシアの全面的侵略が始まる2月24日までに存在したラインまで、余分な人的損失なく到達したら、それはもうウクライナにとっての勝利であると発言している

写真:大統領府